未就園児の皆様へ園からのメッセージ

未就園児の皆様へ園からのメッセージ

入園を希望される保護者のみなさま

1、一人で起きて一人で支度を

自分の事は何でも自分でするお子さんにいつかはなってほしいものです。
その為には、目覚めから園に行く迄、時間に余裕を持たせてゆっくりとした気分で支度をさせましょう。
始めはもどかしく見えても、時間のゆとりがあって繰り返しやっていれば、そのうち上手に出来る様になります。そしてやがては習慣となり身に付いてきます。
自分できちんと顔を洗い、洋服を着替え、靴をはいて園に出かけるお子さんは、その時すでに、その日の園生活の第一歩をしっかりと踏み出していると言えましょう。

 

2、顔を洗いさっぱりした気分で登園を

朝起きたままの顔で登園してくるお子さんが、意外に多いのにびっくりします。
顔を洗うのが大好きという子は少ないでしょうが、原因は案外洗面台が大人向きに作られていて子供には洗いにくいと言う場合が多いようです。
洗面台が高すぎて蛇口に手が届かない様ならば、子供用の足台を作ってあげるのも良いでしょう。
顔を洗って、さっぱりとした気分で園に行くのと、ねぼけた顔のままで行くのでは、園の活動に大きな違いが出てくるのは当然と言えましょう。

 

3、脱いだ服は、順に重ねる習慣を

子どもは下着から順に着ていくと言う事がなかなか出来ません。
服を脱ぐ時一番上に着る物から順に重ねて置くと、着る時にどれから着ようかと迷わないでスムーズに着る事が出来ます。
子供にとっては、着る事だけでも大変なのに、どれから着たら良いのか判らないと、自分で着ると言う事が負担になってしまいます。
脱ぐ時には、服を順に重ねる習慣を付けてあげる事をお勧めします。

 

4、必ず排便

必ず朝の排便をしてから登園するよう習慣づけましょう。
朝の排便は健康上とても大切な事です。時間がなくて出来ないまま登園すると、その日の園生活のリズムもどこかおかしようです。
時には、発熱や腹痛の原因にもなりかねません。又排便の後始末は(特に女児は前方から後方へ拭く)お母さんが側について、しっかりと教えてあげたいものです。

 

5、時計に注意を向けさせる

毎朝同じ時間に起きて、同じ時間に規則正しく登園する。このように生活にリズムをつけてあげる事はとても大切な事です。
成長するに従って、人間は時間を軸にして生活するようになります。そろそろお子さんの中に時計を持ち込むように心がけてみる事をお勧めします。
時計はまだ読めないので、たとえば[長い針が真横になったら出かけるのよ]というようにお子さんに判る目印を作って登園時間を教えてあげましょう。
お子さんなりに心の準備をし、次に何をしなければならないか、支度はいつ頃迄に出来ていなければならないかが。次第に判るようになります。

 

6、挨拶は自分から

[おはよう][こんにちは]の挨拶は、人と交わる時の第一歩。この頃は自分から出来るようにさせてあげたいものです。
とはいえまだ出来ない時には無理をさせようとせず、お母さんがお手本を示してあげるようにしましょう。
お母さんのしぐさを真似て、知らず知らずのうちに身に付けていくものです。

 

7、あれこれ注文をつける事はやめて下さい。

[ケンカしてはだめよ][先生の言う事はよく聞いて]こうしたお小言を言いがちになりますが、この年齢のお子さんには少し無理な事だとお考え下さい。
体をいっぱい動かし、友だちと存分に遊ぼうとすると、いつの間にかあちこちでトラブルが起こり、あげくの果てはケンカしたり、先生を困らせたりすることがこの年のお子さんの自然な姿なのです。
無理やり言い聞かせようとすると、かえって小ぢんまりしたお子さんになってしまうかも知れません。

 

8、お父さんがお休みの時は、お子さんとの接触を

お父さん、お母さんの大きな体に、自分の体をぶつけて遊ぶ事は、お子さんにとって何より嬉しい事の一つです。
太い腕にぶらさがったり、寝ているお父さんの体によじ登ったりする事などは、子どもの一番好きな遊びです。
お子さんにとって、お父さんやお母さんに体ごとぶつかっていける遊びは、すべり台や、ジャングルジムなどの道具で遊ぶとは違った、何かもっとわくわくするものがあるようです。

 

9、アゴの発達のために、わざと硬いものを食べさせてみては!

奥歯で物を噛むという事が出来ないで、舌の先を丸めるようにして唇で吸うような食べ方をするお子さんがいます。
柔らかくて食べやすいものばかり食べさせてもらっているせいか、しっかりと噛むという事が出来ません。
噛む力の弱いお子さんは、アゴの発達が遅れ、ひいては言葉の発達にも影響を及ぼします。
食べやすい物ばかり食べさせず、時にわざと堅いおせんべい等をしっかり噛ませてみる事をお勧めします。

 

10、出来ていますか!箸の持ち方

園ではお友達と一緒の食事なのでかなり騒がしく、食事のマナーを教え様としても思うようにいきません。
家ではその点、一つ一つゆっくり教えることが出来ると思います。
お箸の持ち方もその一つ。正しい持ち方をお母さんが見せてあげる事をお勧めします。
ただし食事中の事なので、あまり厳しくなるとせっかくのおいしい食事もまずくなります。
時間をかけて少しずつ身に付けさせるようにしましょう。
お箸を持つ事は正しい鉛筆の持ち方とも深い関係があります。

以上、難しいように思えますが、"やればできる"精神で少しずつ努力してみてはいかがでしょうか。お勧めします。